京都の名所

貴船神社 ー ⑦

年末年始は何かとバタバタしておりましたので、ブログの更新が滞ってしまいましたが、

本年も当店以外の情報もあれよこれよと掲載したいと思います。

そこで、今回は貴船神社シリーズの最終回。

今一度、貴船神社の境内図を観て頂きたいのですが、

今まで銀と銅の馬がいた本宮と創建の地とされる奥宮と巡って参りました。

最終回は境内の中社である「結社」を紹介致します。

奥宮まで来た道を本宮に向かって戻るがごとく
テクテクと降りてゆきます。
透明感溢れる川のせせらぎを見ながら中社へ。
中社前に到着。この奥が結社かな…上がってみます。

中社である結社は縁結びで有名なようです。

公式ホームページによると、神武天皇の曾祖父がお父さんにある娘を娶りたいと申し出たところ、

娘のお姉さんも一緒にと勧められたのですが、その娘だけでよいと断ってしまいました。

それを恥じたお姉さんはココに留まり、人々に良縁を授ける神になったことが始まりのようです。

にしても、お父さんの提案内容が現代ではあり得ない話ですよねぇ~(汗

巷では今年の大河ドラマの影響で平安時代がクローズアップされていますが、

その当時の歌人和泉式部も夫の心変わりを憂いてここにお参りに来たところ、

願いが叶ったことによって「恋の宮」とも呼ばれたそうです。

だからか、結社に訪れたら女性の参拝者が多かったように思います。

社は意外と小さい印象でしたが、
貴船神社では本宮も奥宮もこぢんまりとした造りが魅力です。
その社のすぐ側にこんな石のオブジェが…なんだろう?
この説明を読むと、どうもコレは近年貴船の山奥から出土した自然の石のようで、
形が船に似ていることから奥宮にあった黄船を覆ったという石垣ともからめて「天乃磐舟」と書かれてます。
船は人と人や文化をも結ぶことから、縁結びにも関係があると奉納されたようです。
確かに、このアングルからは船のような形に見えて珍しいかも。
私がこの石を発見したのなら、龍穴に潜む「神龍の舌」として奉納しますね…
べぇろべろべぇ~って感じで、結構通用しますよね?!(笑

貴船神社は鞍馬寺とのパックで観光に来られることをオススメします。

この冬は現地もかなり寒いでしょうが、雪化粧も素晴らしいスポットです。

是非いらしてみて下さい。

Follow me!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
PAGE TOP