京都の名所

鞍馬寺 ー 奥の院参道 ②

前回ご紹介したところまでで、鞍馬寺の入り口から貴船神社への出口まで半分は過ぎたようです。

かなり登ってきたように思いましたが、まだしばらくこの先登りが続くようです。

この道しるべの「仁王門」が入り口で、「西門」が出口。
コレを見るとトータル約2.5km程あるんですねぇ…
前のお二方は登山を想定した装備のようで、
賢明な判断です。素晴らしい!

次に出くわすのは「背比べ石」。

そういえば、前回のブログでご紹介した与謝野鉄幹の歌…

【 遮那王が背くらべ石を山に見て わが心明日を待つかな 】

そう、この歌に出てくる「背くらべ石」がこの石のようです。

源義経は父義朝と母常盤御前の間に生まれ、父義朝の死後この鞍馬寺で幼少期を過ごしたのは有名なお話。

その父の敵が平家一族だったことを知り、鞍馬寺を後にするというエピソードを今に伝える史跡のようです。

背比べ石は石碑の奥に柵で囲われている石。
訪れた時は石碑のみかなと思ってましたが、
この画像で奥の石がそれであることを知りました(汗
もっとよく見ておくべきでした(涙
この石に始まる波乱の人生…仇討ちを果たしたとはいえ、まさにその通りの生涯。
判官贔屓(ほうがんびいき)という言葉が心に刺さりますよね。

参道はいよいよ下り坂にさしかかりました。

私は絶対下りの方が楽だと思うんですが、筋肉への負荷は登りより大きいとか…

伏見稲荷大社のブログでも同じことを書いてくどいかもしれませんが、皆さんはどう思いますか?

登りの苦行が嘘のように下りは楽に感じます。
ここまでくれば、道しるべに仁王門(入り口)の記載はなくなりました。
出口まであと1kmですね。

ところがここからの下り、実はそうそう楽ではなかったんです(汗

それはまた次回に…。

そうそう、昨日鞍馬寺で「竹伐り会式」という恒例行事が行われました。

ブログでも紹介した本殿(金堂)前の金剛床にて太くて長い青竹を伐り競い、邪気を払う行事のようです。

京都では昨晩テレビニュースで各局で取り上げられて私も知りましたが、

法師に扮した方々が早さを競って竹を伐り落とすシーンは圧巻で迫力がありました!

秋に催される年中行事の「鞍馬の火祭」、こちらも規模が大きくて人気の行事なんですよ。

ご参考までに。

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