こちら京都では、祇園祭の後祭が本日行われます。
前祭りの山鉾巡行では土砂降りの雨となりましたが、
後祭りの巡行は天候に恵まれたようです。
お越しの方はかなり暑いので、
お気を付け下さい。
祇園祭関連の催事も終局を迎え、
チョット寂しい気分です。
さてさて、ちりめんじゃこの春漁も終局に際し、
今年の原料事情を総括して報告しますと…
かなり厳しい状況となりました。
このコーナーで2回及んで報告してきましたが、
瀬戸内含めて西日本海域も静岡沖と同様に漁獲量が少なく、
玉(原料)が市場に入ってきておりません。
有名な産地である宮崎県沖も漁獲量が大変厳しく、
関係漁師団体や水産加工会社の廃業もあるとか。
玉が出回らないので値上がりが続いている模様。
こうなると、玉を保有する流通業者は出そうとせず、
意図的に値をつり上げるため、さらに悪循環に。
となると…
今年はまだ秋漁を控えているとはいえ、
例年春漁より絶対数量は少ない為、
過去の経験則から鑑みても、
今年の原料事情はかなり厳しいという結論です。
当店も原料確保でバタバタしそうです。
厳しい原料事情だと販促企画を打てませんし、
そういった需給加減をシビアに見極めなければなりません。
値が高いとはいえ、モノがなければ売れませんが、
値が高い玉を囲っても、売れなければ意味がなく、
残ってしまっても損をする…難しいんです(汗
ちりめん製品がたちまち終売になる事態ではございませんが、
皆様にお届けする製品に影響が出ないように努力します。
引き続きよろしくお願い申し上げます。