先日、お客様から商品のご注文に熨斗(のし)指定がございました。
表書きは「お見舞」とのご指示だっのですが、当店の作業員が紅白蝶結びで段取りをしていたところ、
「お見舞は紅白で良かったっけ?」ってやり取りをしておりました。
最近はのしのご指定も略式で無地が多く、この時期なら「御歳暮」とかが大半。
そんなもんで、ほとんどが紅白の蝶結びタイプを使用します。
でも、確かに私も「お見舞」で同じタイプでは少々違和感があり、調べてみることにしました。
正解はコレでした。
紅白で間違いがなかったのですが、水引(中央部分)が蝶結びではかったようです。
「お見舞い」に該当するケースは、ご病気や入院から快気、陣中や楽屋と多岐に及びます。
迷ってしまうのは無理もありませんね。
何度にも及ぶことではなく、一度きりという意味が込められて、
水引はこのように「結び切り」だそうです。
ちなみに「蝶結び」の水引は、何度もこういう慶事がありますようにという時に使うようです。
だから、結婚式のご祝儀では結び切りなんですって…何度もすることではないからということだとか。
色々と勉強させて頂いたというお話しでした。