前回に続き、淡路島の生穂漁港での取材風景を紹介致します。
しらす漁は3隻の船団で漁を行うことは前回お話しましたが、
取材開始時はちょうど沖で収穫された魚を積んだ運搬担当の
1隻が港に戻ってきたところでした。
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「おっ、帰ってきたねぇ~」って感じで市場の方々が待ち構えてました。
奥に見えるのが帰ってきた運搬漁船。慌ただしくなってきました。
水揚げされたものはこの機械から順次出てくるようで、作業員がそれを待っています。
機械から出てくる魚は順次網カゴに盛られていき、カゴを所狭しと持ち歩きます。
見にくいですが、カゴの魚は左奥にある大きなドロ箱に溜め込んでいきます。
現場の邪魔になるといけないんで、遠慮して少し後方から撮影してました(汗
そして魚で埋まったドロ箱をフォークリフト車が急いで出荷場へ運び、
この玉を買い付けたしらすの加工会社の現場に届けられます。
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鮮度が命なんで、携わる皆さんはテキパキと手際よく作業されてました。
波が高い時以外は天候が雨でもシーズン中は漁に出るようです。
各船団によるこういった漁のサイクルは、午前中に3回ほど行われますが、
朝一である1回目に戻ってくる船の魚が比較的良い玉だとか。
午後にしらす漁は行われず、昼からは底引き網で他の魚の漁をするみたい。
次回は水揚げされた魚のお話し等をしたいと思います。
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