釜ゆでされたしらすはこの新たなベルトコンベア装置で
粗熱を取った上で適度に乾燥されます。
限られた装置内のスペースに何層かのベルトに運ばれることで、
設定した水分値にまで効率的に乾燥されて出てきます。
この下に落ちているしらすは、規格外の小さなサイズがはじかれるようです。
ちなみに、当店が使用するちりめんじゃこはこれぐらいのサイズが適当で、
しらすよりかなり乾燥されたものなんですよ。
しらすに話を戻しますが、次なる装置に運ばれてゆきます。
ココでは、出来上がったしらすを木型の金網トレイに移します。
偏りがないようになるべく薄くならして入れていくので、
浅いトレイを使用します。
しらすを積んだ何段ものトレイは温度管理された冷蔵庫へ。
つまり、まんべんなく冷気が当たるようにするためなんですね。
この画像でもお分かりでしょうが、かなり外気と温度差がありました。
この冷気で締まったしらすはいよいよ箱詰めされますが、
ココにあるのは出来たてのしらすって訳です。
先程のトレイかが梱包作業場に運ばれて、
ココで計量されて箱詰めされます。
にしても、スゴイ量の箱が用意されていてビックリ!
そしてこれら箱に詰まったしらすは各売り場、
またはこのしらすを使って食品を製造する各工場へと出荷されます。
取材内容は以上です。
今回の取材では柴宇淡路食彩(株)の松森専務には大変お世話になりました。
普段は使用しないしらすのへの理解が一層深まりました。
この場を借りて深く感謝申し上げます。
この会社のリンクを貼り付けておきますね。
依然としてちりめんじゃこが品薄につき、
当店もこの素晴らしいしらすを使って何か出来ないか…
考えているとこなんです。
最後に柴宇淡路食彩(株)の前の干し場を紹介して、
このシリーズ終わりたいと思います。
最後までご覧下さりありがとうございました。
外もこんな感じで湯気で溢れてました (^^)/
当店のオンラインストアでもこの記事を掲載しておりますが、
こちらより大きな画像でご覧になれます。
下にリンクを貼り付けてあるので、是非のぞいてみて下さい!