収穫時期を前にして

この夏も異常気象が進行しているのを肌で感じておりますが、
昨日夕方に京都市内でバケツをひっくり返したような集中豪雨がありました。

その際、自宅の庭を窓越しに眺めていると、
短時間で大量に入水する排水口が小さいため、
中から押し出されるように空気が泡となって吹き出しています。

降りしきる雨の排水が追いつかず、庭が徐々に水浸しになる様を目の当たりにすると、
心配でその場から離れられず、ただその排水口を凝視しておりました。
幸いにも事なきを得ましたが、今週はこちらにも台風が来るようです。

来月には栗の収穫時期となりますが、栗にとっても台風は大敵なんです。
作物の育成に影響を及ぼしますし、実った栗が飛ばされる危険もあります。
過去にも、産地を台風が直撃したことで大打撃を受けたことは一度だけではありません。

今年も皆様によい栗がお届け出来るよう、来月から製造の準備を致しますが、
良い原料があっての良い製品…
これから台風の発生が増えるため、昨日の光景が不安に拍車を掛けます。

それでなくとも、昨今は栗の作付け面積が減る一方で…危惧することが絶えません。
今はただ、天候に恵まれて育まれた栗が手配できることを願うばかりです。
皆様のお住まいの地域でも、この台風が災害とならないことをお祈りしております。

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