ご注文の中には、お客様から別のお届け先をご指定される場合がございます。
この時期ですと、御歳暮等の贈答品のご依頼がこのケースに該当しますが、
ご指示の住所が違っていてお届け出来ないケースが多発しております。
単なる指示間違いであれば配達業者はあらためて届けてくれるのですが、
そう簡単に再配達してくれなかった時のお話しを少々。
ズバリ、そのケースは転居されている場合。
先日、配達業者から配達出来ないことによる調査依頼書がFAXで届きました。
その内容には指示した届け先の方が既に転居されている模様とのことでしたので、
ご注文頂いたお客様にその旨お伝えして調べてもらいました。
後ほどそのお客様から当店に連絡がございまして、やはり転居されていたとのこと。
転居先も教えて頂いたので、配達業者にそこへの再配達を当店から指示したところ、
配達業者:「再配達料が掛かりますがよろしいでしょうか?」
当店 :「今までそんなことを言われることなく再配達してもらってましたよ。」
配達業者:「こういった場合、今年の6月から再配達料が掛かるようになったんです。」
当店 :「えぇ~?!でも、その料金はどのように請求するんですか?」
配達業者:「通常ですと、転居先にお届けした時に受取人様からお支払い頂きます。」
当店 :「ご依頼人(当店お客様)が贈答品として届ける方からお金を取るんですか??」
配達業者:「そういったことはこちらでは分かり兼ねますので…」
この配達業者は国内で最も信頼できるY社。
皆様もよくご存じの●●ネコさんです。
運賃値上げの依頼を今年も承諾したのですが、
このようなところでもサービス外になるとは…
ご注文時に届け先の方が転居されていることをご存じ無かっただけで、
お客様にこのような事態を当店から説明したとしても、
贈り物を届ける方から料金徴収するなんてお困りになるだろうしなぁ~
当店で負担することも出来ないし…
いやいや、チョット待てよ…?
今月は既に何度か再配達してもらった事案があったけど、
その時は何も言われなかったなぁ…なぜ??
…あっ、そうかぁ?!
そういえば無償で再配達してもらった時は、偶然にも全件単なる住所の間違い。
ただ、これらの場合は全て番地違いや町名違い等につき、
比較的そこから近い近所への再配達。
幸い、今回のお届け先の転居先は番地以降の住所違いのみ。
全ては注文を頂いた尊いお客様のために…
モノは言いよう…
ワル知恵の発動を決意し、翌日配達業者に再度連絡…
当店 :「こちらで詳しく調べたところ、転居ではなく住所違いでした。」
配達業者:「確かにお近くですねぇ…了解しました。再配達致します。」
当店 :「料金かかりますか?」
配達業者:「かかりません。」
辛くも窮地を脱して安堵しましたが、
もし転居先が遠方だったらこの手は使えませんでした。
配達業者さん、ごめんよぉ~(汗
そうそうこんな手は使えないんで、
ココで皆様にお願いです!
お届け先ご指定の場合は各ご住所の確認をお願い致します。
そして、転居先への再配達は料金が発生してしまい、
お受け取り人様にお支払いすることになってしまう場合がございます。
何とぞご協力、よろしくお願い申し上げます。
余談ですが、お届け先のお電話番号が分からないこともあると思います。
確かに、システム上電話番号未入力による送り状は発行出来ないのですが、
こちらはご心配なく。
99-9999-999等、任意の番号を入力することで送り状は発行出来ますし、
配達業者からお届け先に電話連絡することはまずありません。
なぜ連絡しないかって?
配達業者側で問い合わせ事項が発生したときは、
まずお取引先(請求先)である発送者に確認する必要があるからです。
まぁ、コレも一種の逃げ道ですね。
ちなみに、この見出しの画像は荷物梱包時に貼る注意シールなんですが、
赤い右端が当店が知る一番古いタイプでして、
一回り小さくなった中央がその次に出たタイプ。
そして、左端のさらに細かく4等分したシールが最新のタイプ。
この画像からも、配達業者内でのコスト削減の努力を垣間見ることが出来ますね(汗