今年の栗原料について

甘露煮

本年度の甘露煮の製造は目下たけなわとなっております。

そこで、今秋に収穫された栗原料の傾向が判明してきました。
出来は悪くないのですが、少々小振りのようです。

農家の跡継ぎ問題等で、栗の作付面積は年々減少傾向。
そうすると、新たな作付がないので全体的に古木化していきます。
古木化するということは木が老体化することであり、
活力が衰えてどうしても実りが小さくなっていくのです。
近年はこの傾向が顕著で、大粒が少なくなっている感じです。

加えて、実が少々堅い粒が多いようにも感じます。
この症状も古木化が原因と言えますが、
炊き方の加減が難しく職人泣かせなんです。

細心の注意を払って炊き上げますが、
今年も皆様からご利用後の感想等ご意見を頂ければと思います。

以上、現場からの速報でした。

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