ちりめん山椒製品は当店のブランド品の販売だけではなく、
外部のお店から委託されて製造させて頂いていることもございます。
委託分ではそのお店用に特別な規格を探して仕入れるため、
原料事情の見極めが大変困難です。
当店では直接現地から原料を仕入れるルートがございますが、
委託分に関しては専門業者経由で手当てすることで、
規格内容や物量、そして品質を担保するようにしております。
先日、その委託分の原料を手当てする機会がありまして、
専門業者経由で情報が入ってきたところによると、
まだまだ私共が使用するちりめん原料は供給が不安定のようです。
食材の中でも魚介類はその傾向が顕著に思われます。
そこにいるはずのものがおらず、今まで採れなかったものが採れる…
昨日京都は気温30度越えの夏日でしたが、やはり異常気象の影響大かと疑います。
昨年既に経験しましたが、不安定を通り越してモノが出てこない事態が一番怖いのです。
よしみがある淡路島の方では7月までシラス漁がたけなわになります。
農作物ではありませんが、その取れ高が私共が使用するちりめん原料の行方を占うでしょう。
当店では今年、春までに一度原料が枯渇しかけましたが、目下ストックがございます。
ただ、供給がおぼつかなくなればたちまち原料調整せざるを得ません。
新たな原料事情が分かりましたら、皆様にもお知らせいたします。