京都の名所

常寂光寺 - 多宝塔

京都を巡る嵐山編で、前回は常寂光寺を紹介しましたが、

今回はそのお寺にある「多宝塔」のお話をします。

山門から仁王門をくぐり、石段を登って本堂まで来ましたが、

多宝塔はさらに奥。

小倉山の麓にある常寂光寺は、奥に行くほど山を登るような境内となってます。

見えてきました。
アレが多宝塔のようです。
ココから見る限り、
こぢんまりとした感じですが…
二層の屋根が荘厳に張り出していて、
間近で見ると迫力ある塔です。
せりだした屋根が
鶴翼の羽ばたきのようで立派。
ココも移築された仁王門や本堂と同じ頃の建物のようです。
山の麓とは言え、
多宝塔まで登ると京都西部エリアの街が展望出来ます。
一層と二層の付け根にある白い部分、
なぜかアソコだけキレイでした。
補修してあるのでしょうか?
凝視しているとマシュマロに見えてきて…
美味しそう(笑
今年もそろそろ木々が色付く頃となりました。
猛暑の影響が心配ですが、キレイな紅葉になってほしいです。
この塔の二層目には外側の欄干に囲まれた観覧エリアだけのようで、
部屋は一層目のみかと思われます。
二層目の屋根とのつなぎ目が細いためか、その部分は緻密に梁が組まれてました。
先端の鉄塔もあるし、二層目の屋根はかなりの重量のはず…
建築のことは詳しくないですが、巧みな技術を活かした構造に違いありません。
そういう意味でも、一見の価値ある建物だと思います。
多宝塔を満喫したので下山。
道中、このような竹林を通って戻ります。
マイナスイオンに包まれているようで、
落ち着いた気分にしてくれます。
下に見えるのが仁王門。
上から見ると、勾配が強い石段であることが分かります。
前を行く親子のお母さんは、子供の手を離すことなく降り切ってました。
確かに、子供にはチョットキツい階段かも(汗
常寂光寺を後にして、次なるスポットに向かいます。

今回はココまで。

次回もお楽しみに (^^)/

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