京都の名所を紹介するシリーズ。
前回は嵐山の古刹、祇王寺を紹介しましたが、
今回はその続編です。
ココの見所は四季折々の風情が楽しめる境内。
竹林、苔庭、草庵、もみじ、菊…
それらをご覧下さい。

嵐山では至るとこに竹林がありますね。

マイナスイオンに包まれているようでした。

うっそうとして見えないところが不思議です。

ココの苔じゅうたんは目が粗いような…

調べると、我が家の庭の苔は1種でした(汗

仏間には平清盛に追われた白拍子の
祇王の木造等安置されてました。

素晴らしい景観の中に、
どこか寂しげな雰囲気が漂うのも、
ココに書かれた背景が関係しているのかもしれません。

なんでも、光の加減や季節によって
障子の色彩が匠に変化するようです。
なんとも風流な尼寺です。

清盛に捨てられた祇王にとって、
少々複雑な気持ちなのではないかと同情します(汗

調べると「嵯峨菊」という菊のようです。
なんでも、嵯峨天皇が好まれたという歴史ある希少な古代菊で、
栽培方法も特殊で、1鉢に3本、2mの高さで仕立てる等
決まりがあるようです。


他にも、仕立てた高さを上・中・下と分けて、
下から七つ・五つ・三つの花を咲かせる決まりもあるみたい。
古来から祝い事によく使う「七五三」にちなんでいるのかも。
たまたまでしょうか、3つの花を束ねているところにもみじが…

ただマルにカットしただけです、ハイ(汗
決して広くない境内で質素なたたずまいに感じる祇王寺ですが、
寂しさの中にも多彩な景観が楽しめるオススメのスポットです。
京都嵐山を訪れた際は、是非足を伸ばしてその風情に浸って欲しいです。
祇王寺についてはここまで。
シリーズ次回もお楽しみに (^^)/
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